小規模事業者でもしっかり儲ける!PDCA

"PDCAを回せ"・・ビジネスの場面ではよく使われているワードではないでしょうか。今回はこのPDCAについてお話ししたいと思います。


事業を進めていくうえで仮設を立ててそれを実行し、その結果をみて改善点を見つける。そしてまた新たに修正した仮説を立ててそれを実行していく・・そのような事業のサイクルがPDCAサイクルと呼ばれています。

なのでこれは日ごろから皆さんが実行していらっしゃることかもしれません。ただ、一般的にはCheck(検証)とAction(改善)が手薄なパターンが多いかもしれません。実行して結果を出すまでは勢いがありますが、そのあとの結果検証はあまり時間をとっていらっしゃらないことが多いように見受けられます。かくいう私もそうだでしたが、終わったことを振り返ることは苦手な事業者の方も多いのではないでしょうか。

しかしこのCheck(検証)とAction(改善)をしっかりと時間をかけないと、どうしても抜けや漏れが発生し、結果として目標達成までの道のりが遠くなりがちなのです。


ちなみに、Action(改善)はAction(行動)と訳されがちですが、ここでいうActionとはCheck(検証)で確認した計画と実際の結果との差をどうやって埋めるか、ということを考えること。

例えば"俺は最近体重が増えすぎたから、3ヶ月で5㎏痩せる""という目標を立て、"毎日夜に1時間走る"という計画を立てたとします。そして3ヶ月後の結果が"毎日走るつもりが3日に1回しか走れず、5㎏痩せるつもりが2㎏しか痩せなかった"でした。このとき、計画としては"毎日走る"でしたが実際の結果は"3日に1回しか走れなかった"です。

だから"なんで3日に1回しか走れなかったのか"の原因を検証することと(Check)、"どうやったら"毎日走ることができるか?"の改善策(Action)が必要となってきます。

そうやって改善策を立てて、また新たに"毎日走る"ことを実行して、最終的に"5㎏痩せる"ことを達成するのです。これがまさに"PDCAサイクルを回す"ということです。

このPDCAサイクルは速く回せば回すほど目標達成が早くなります。是非皆様も、日ごろから実行していらっしゃるPDCAを見直し、CとAに注力して事業の目標達成を成し遂げてください。弊社では事業者の皆様のPDCAサイクルを回すお手伝いができます。


バディコンサルティング株式会社/竹内中小企業診断士事務所

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