小規模事業者でもしっかり儲ける!ブルーオーシャンとレッドオーシャン
ブルーオーシャンとレッドオーシャン、訳すと"青い海"と"赤い海"となりますが、こちらもマーケティング業界でよく使用されるワードですね。
ブルーオーシャンとは、競争する相手がいない手つかずのマーケット(市場)のことで、文字通り"のどかで穏やかな海"のような市場です。一方レッドオーシャンとは、競争相手がひしめきあっていて激しく競争しているマーケット(市場)のことで、文字通り"血で血を洗うような真っ赤な海"のような市場です。図にすると下記のようになります。
上記の図をご覧いただくと、魚の数が同じなのに片一方は1隻の船で漁をしていて、もう一方は何隻もの船がひしめきあっていますね。これがまさにブルーオーシャンとレッドオーシャンを表します。
では、自社の店や商品ができるだけブルーオーシャンで販売できるようにするためにはどうすれば良いのか。その答えは・・・
差別化
にあります。前回のコラムでお話ししたようなポジショニングマップを作成し、自社の店や商品をできるだけ競争相手がいないような立ち位置にしておきたいということです。競争相手が多ければ多いほど、どうしてもあとは価格競争になってしまいます。つまり儲からないわけです。自社がしっかりと儲けるためにも
差別化
を意識してブルーオーシャンを目指しましょう。
では、差別化とはなんなのか。消費者が望んでいて尚且つ他社が提供できていないモノやサービス、機能などを提供することです。言葉で言うのは簡単ですが、多様化の今の時代には他社のどこかがそのような商品を提供している可能性が高いです。
しかしここが小規模事業者の知恵と工夫の見せどころです。考えに考えてアイデアと工夫を凝らしてこの"差別化ポイント"を見つけ出しましょう。コツは差別化ポイントを自社の強みと合わせて考えることです。他社がマネをしにくい自社の強みを活用すれば、他社と差別化できる店や商品・サービスを提供することができます。是非チャレンジしてみてください。
下記に差別化に成功した事例が掲載されているサイトを紹介します。
(経済産業省ミラサポPlus)https://mirasapo-plus.go.jp/hint/17523/
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